宇宙飛行士への手紙 / モ一タ一サイクル

Bump Of Chicken 宇宙飛行士への手紙 / モ一タ一サイクル歌詞
1.宇宙飛行士への手紙

作詞:籐原基央
作曲:籐原基央

踵が2つ 煉瓦の道 雨と晴れの隙間で歌った
匂いもカラ一で思い出せる 今が未来だった頃の事


蜘蛛の巣みたいな稲妻が 空を粉々に砕いて消えた
ジャンル分け出来ないドキドキ 幼い足 ただ走らせた

どうやったって無理なんだ 知らない記憶を知る事は
言葉で伝えても 伝わったのは言葉だけ

出来るだけ離れないで いたいと願うのは
出会う前の君に 僕は絶対出会えないから
今もいつか過去になって 取り戻せなくなるから
それが未来の 今のうちに ちゃんと取り戻しておきたいから

ひっくり返した砂時計 同じ砂が刻む違う2分
全てはかけがえのないもの そんなの誰だって知っている

トリケラトプスに触りたい ふたご座でのんびり地球が見たい
貰った時間で出来るかな長いのかな 短いのかな

どこにだって一緒に行こう お揃いの記憶を集めよう
何回だって話をしよう 忘れないように教え合おう

死ぬまでなんて噓みたいな事を 本気で思うのは
生きている君に 僕はこうして出会えたんだから
そしていつか星になって また一人になるから
笑い合った 今はきっと 後ろから照らしてくれるから

出来るだけ離れないで いたいと願うのは
出会う前の傷を 僕にそっと見せてくれたから
死ぬまでなんて噓みたいな事を 本気で思うのは
生きようとして 生き抜いた 稲妻を一緒に見られたから

ラララ

そしていつか星になって また一人になるから
笑い合った 過去がずっと 来来まで守ってくれるから

踵が4つ 煉瓦の道 明日と昨日の隙間で歌った
全てはかけがえのないもの 言葉でしか知らなかった事


2.モ一タ一サイクル

作詞:籐原基央
作曲:籐原基央

起きたら胸が痛かった
心とかじゃなく右側が
夜になったら治ってた
痛かった事も忘れてた

あくせく動いて寢て終了
起きて飯食って寢て終了
いずれも生活という行為
鈍感と不感は別の物
診察 保險 繫いだライフ
稼いだマネ一で買った物
安心 娛樂 潰したタイム
色々と高くつくもんだ
一生終わる事なんかない
今日は昨日の明日だったでしょう
始まりを考えても意味が無い
ありふれた答えしか出てこない
現實派氣取りでいるなら
慰めなんて期待しないでしょう
死んだ魚の目のずっと奧の
心はとても丈夫だぜ

友達のバイクがぺっちゃんこ
泣きたい立場十人十色
なんだってネタにする仕事
敏感と不感の使い分け
買い手のいない激しい怒り
置き場など無い哀しい悟り
それでも生活という行為
生まれたらどうか生き拔いて
レッカ一 新車 滲んだライフ
罪無きマネ一がお片付け
重力 地球 人の價格
イカロスとは違うよ全然
誰が弁償してくれる
大小損害忍耐限界
それで何を弁償して貰う
そこは曖昧なままにしたい
勝敗が付けば終わるなら
負けを選んでそれでも息する
死んだ魚の目のずっと奧の
心に拍手を贈るよ

同族嫌惡 競ったライフ
誰かの真似で知った顏
安全地帶で沒個性
開き直る相手はどこに
他人事だけど頑張れよ
手伝う氣も方法も無い
道德と規則の中で
へらへら頑張るしかないよ
わざわざ終わらせなくていい
どうせ自動で最期は來るでしょう
その時を考えても意味が無い
借りてきた答えしか出てこない
現實派氣取りじゃないなら
どんな時間が無馱か解るでしょう
死んだ魚の目って言われても
心臟はまだ脈を打つ
四の五の言わず飯食えよ
人の振り見て人にはなれんよ
氣にする程見られてもいないよ
生まれたらどうにか生き拔いて
周りが馬鹿に見えるなら
生き難いなんて事もないでしょう
死んだ魚の目を笑う奴に
今更躓く事もないでしょう
あぁ君には言ってない
そう無視してくれていい
相槌さえ望まない
そもそも大した事言ってない
手貸したら握るかい
どっちでもいいけどさ
あぁ外野は放っとけ
そもそも大した事言ってない


3.good friends

作詞:籐原基央
作曲:籐原基央

比較對照探しの每日
知り合っても 知らなくても
知識 苦勞 資格 今あいつは
人としてどんな具合
心は健やかに いつでも穩やかに
何も氣にしないような顏して
棚に上げたまま止めない
きっとさ 仲良く出來ると思うんだ
どれほど違っても
これほど似ているから

好きになれないものを見つけたら
わざわざ嫌わなくていい
そんなもののために時間割かず
そっと離れればいい
大人なら觸らずに
いたずらに傷付けずに
だけど自分が無いから 誰かが
氣になっちゃって仕方ない
きっとさ 仲良く出來ると思うんだ
見下して笑うのは
笑われた氣がするから

心は健やかに 適當に穩やかに
全部諦めた樣なふりして
試みてもいないのに
きっとさ 仲良く出來ると思うんだ
見下し續けるのは
どうにも似たくないから
その氣があるとか
ないとかの話じゃない
きっとさ 仲良く出來ると思うんだ
しないんだ